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この記事では真性包茎とセックスについてお話しします。

 

そもそも真性包茎の人は普通にセックスすることが出来るのでしょうか？
今現在真性包茎でお悩みの方の中には将来のことを考えて不安な方もいらっしゃることと思います。
当サイトの管理人である私自身も実は以前は真性包茎でした。

 

過去を振り返り真性包茎でもセックスして問題ないのか？
また真性包茎時代にセックスする際に気を付けていた事や真性包茎でのセックスの問題点などを詳しくお話していきたいと思います。

 

痛みを感じなければセックスすることは自体は可能

 

真性包茎の方の中には勃起するだけで痛みや違和感を感じる方もいらっしゃる様です。
これはペニスの皮の部分の長さとペニス本体の大きさが関係しています。

 

ペニスの皮の部分を専門用語で包皮と言いますが、包皮の長さに対して勃起時のペニスの大きさが大きい場合、本来なら勃起するとともに皮が剥けて亀頭が出る訳ですが真性包茎の場合は皮の先端部が狭いため亀頭が顔を出しません。
ペニスが大きくなろうとするのを包皮が押さえつけてしまうためツッパリ感や痛みを感じるということですね、
こういった方はセックスしている時はペニスに力が加わりますので更に痛みや違和感を感じてしまうと思います。

 

また真性包茎の方でも皮を引っ張ると亀頭が少しだけは顔を出すという方は、やはりセックスの際に痛みを感じてしまうと思います。
真性包茎の場合は亀頭が外気からの刺激に慣れていないためとても敏感です。
セックスの最中に皮がめくれてしまい亀頭が顔を出してしまうと敏感な亀頭が痛みを感じてしまうのですね、

 

セックスの最中に痛みを感じてしまうのであれば正常なセックスは難しいと思います。

 

私の場合は勃起しただけでは痛みや違和感は感じませんでしたし、非勃起時も勃起時も全く皮が剥けない真性包茎でした。
ですので真性包茎の時も痛みを感じずに、セックスをする事は出来ていました。
また真性包茎と子作りに関することですが、私の知人の中には真性包茎でも結婚してお子さんがいらっしゃる方もいます。

 

ですがセックスは相手ありきの行為ですし、行為自体が出来れば良いというものでもありません。
また子作りの為だけにセックスするという人はあまりいないと私は思うのです。

 

セックスは男女のコミュニケーションの一つでもありますしお互いに楽しい時間にしたいものです。

 

女性は真性包茎についてどう思っているのか？

 

知恵袋などのQ&Aサイトをみると彼氏や夫の真性包茎に悩む女性の投稿を目にする事があります。
具体的な内容としては、

 

口で気持ちよくさせてあげたいんだけど、臭いがキツくて無理です。

彼に真性包茎を治して欲しいんだけど、どう話を切り出せばいいのか分かりません。
どうすれば彼を説得できますか？

 

彼氏が真性包茎です。

セックスはしているのですがこのままでいいのでしょうか？
衛生的に大丈夫なのか不安です。

 

こういった悩みの投稿を良く目にします。
女性目線で一番気になるのはペニスの臭いと衛生面の様ですね。

 

真性包茎のペニスの臭いの原因は？

 

真性包茎の場合は入浴時にペニスを洗うことは出来ても、皮を剥いて中の亀頭を直接洗うことが出来ません。
亀頭は包皮に常に覆われて密閉状態となります。
この亀頭と包皮の間には尿や精液の成分が残り続け気になる臭いの原因となるのですね、
またペニスの包皮や亀頭も皮膚ですので当然垢もでます。
この包皮と亀頭の間に溜まった垢を恥垢と言いますが、皮を剥いて洗わなければ包皮と亀頭の間に恥垢が溜まり次第に白い塊となって臭いの原因となります。

 

衛生的に相手の女性に悪影響は無いのか？

 

これに関してはインターネット上には様々な情報が溢れていますが、手術を薦めるための広告の文章であったり、根拠のない憶測の情報も沢山あります。
私は真性包茎時代にペニスや真性包茎についてはかなり調べましたので普通の人よりはかなり詳しいと思いますが泌尿器科医ではありません。

 

そこで「青弓社」出版の「まちがえだらけの包茎知識」という書籍よりヘルスプロモーション推進センター（オフィスいわむろ）代表で現役の泌尿器科でもある岩室紳也先生のお話を引用させて頂きますので参考にしてみて下さい。
私が真性包茎で悩んでいる時に読んでとても参考になった本です。
またこの本がきっかけで真性包茎は自分でも治せるのではないかと思い自分で治す方法を調べ始めるきっかけとなった本でもあります。

 

包茎で彼女は子宮癌？

 

子宮癌もセックスパートナーの恥垢に原因があります。
こちらは陰茎癌よりもはっきりと恥垢に潜むウィルスに原因があるとされています。
女性がセックスをする時に気になるのは妊娠や性感染症でしょうが将来の子宮癌のことも念頭に置いて、パートナーがペニスを清潔にしているかどうかをチェックしてもらいたいものです。

 

＜引用元＞「まちがいだらけの包茎知識」（青弓社出版）

 

包皮と亀頭の間に溜まった恥垢は皮を剥いて洗わなければ落とすことは出来ません。
仮性包茎であれば普段は皮を被っていても入浴時に皮を剥いて洗えば清潔に保つことが出来ますが、真性包茎の場合は皮を剥いて洗えないのでどうしても恥垢が残ってしまいますね、
結果的にお相手の女性の子宮癌のリスクを高めてしまう可能性が考えられます。

 

逆に言えば男性機能上は問題ないとされる仮性包茎の場合でも皮を剥いて洗う習慣が無いといくら入浴時にペニスを洗っても意味がないという事になります。
亀頭と包皮を清潔に保つ事が重要という事ですね。

 

包茎はエイズ、性感染症になりやすい？

 

包茎の人はHIV（エイズウイルス）に感染しやすいという外国の論文があります。しかしこの論文をていねいに読むと、「包茎＝感染しやすい」のではなく、「むいて、洗って、戻す習慣がない人種の包茎＝感染しやすい」という事でした。

 

＜引用元＞「まちがいだらけの包茎知識」（青弓社出版）

 

ここで言う「包茎」とは仮性包茎の事を指しているのが分かります。
真性包茎の場合は「むいて、洗って、戻す」ことは出来ません。
ここでも亀頭と包皮を清潔に保つ事の重要性が話されていました。
本の中で岩室先生は、

 

「恥垢がたまらないようにすれば包茎の問題はほとんどなくなります」

 

とお話されていました、やはり清潔にするという事が大切なのですね。
真性包茎の一番の問題点は皮を剥いて洗うことが出来ないという点にあると思います。
そのため女性からすると、どうしても

 

「真性包茎＝臭い」
「真性包茎＝衛生的に問題あり」

 

というイメージで見られやすいのだと思います。
パートナーに対するエチケットとしても、また本人が気兼ねなくセックスを楽しむためにも、やはり真性包茎はなるべく早く治した方が良いと私は思います。

 

ここまで真性包茎に対するネガティブなお話ばかりになりましたが、気分を害された方がいらっしゃったら申し訳ありません。
ですが真性包茎は生まれつきものですので本来は本人に責任は無いはずです。
私も真性包茎で悩んだ過去がありますので悩む気持ちはよく分かりますが、そんなに落ち込む事は無いと思います。

 

真性包茎は不治の病ではありませんので、治療して治せば何の問題もありません。
「治療」「手術」というと大変な事の様に聞こえるかもしれませんが、病院に掛からなくても自宅で自分で治す方法もあります、

 

病院に行かなくても真性包茎を治せる？

 

真性包茎はペニスの皮の先端部が狭くて亀頭を出すことが出来ないという単純な事実が唯一の原因です。
この皮の先端部を包皮輪といいますが、自宅で出来る簡単なトレーニングで包皮輪は広げる事が出来ます。
私自身の真性包茎克服体験談を記事にしていますので、手術をしないで真性包茎を克服したいという方は参考にしてみて下さい。

 

真性包茎を彼女に打ち明けるべき？

 

まず女性はペニスについてそんなに詳しい訳ではありません。
自分にない体の器官のことですし、男性が女性の生理痛などの痛みが良く分からないのと一緒ですね、
男性経験が豊富な女性でも、「真性包茎」と「仮性包茎」「カントン包茎」の違いをはっきり言える人はあまりいないと思います。
ですのでいきなり「自分は真性包茎なのだ」と打ち明けられてもどう答えればいいのか分からない女性が多いのではないかと思います。

 

逆に女性側が

 

「今までの彼氏とペニスの形が違うけど、これってもしかして・・」
「臭いがキツイんだけどこれって普通なのかな？」

 

といった形で疑問に思い、調べているうちに彼氏さんの真性包茎に気が付くといったパターンは多い様です。
（知恵袋などを見ていてそう感じました）
私は真性包茎時代に付き合っている彼女に自分が真性包茎だと打ち明けた事はありませんでしたが、彼女の方から「痛くないの？」と聞かれ

 

「たぶん彼女は自分の真性包茎に気付いているな」

 

と思い改めて自分が真性包茎であることを告白した事がありました。
男性にとってはデリケートな問題であるだけに彼女の方も話を切り出していいものか随分迷った様でした。

 

私の経験則からいいますと、真性包茎を隠しながらセックスするというのは本当に大変でしたし、完全に隠し通すのは無理があると思います。
ですので女性からは言いにくい事ですから、男性側から先に話してあげた方がお互いに気が楽になると思います。
ですが先ほど言いました通り女性には無い器官の事ですし、だだ打ち明けられても女性もどう答えて良いか分からなくなってしまう可能性もありますので、

 

「今は真性包茎なんだけど、治そうと思ってるから待っててね」

 

というようにあらかじめ自分が真性包茎をどうするのかを決めてから打ち明けた方がよいと思います。
また真性包茎は治してしまえば全く何の問題もありませんから、過去に真性包茎だったとしても「昔真性包茎だったんだ」と打ち明ける必要はないと思います。

 

真性包茎時代、セックスの時に気を付けていたこと

 

ここでは、真性包茎時代の私がセックスの時に気を付けていたことについて簡単にまとめました。
まずペニスの臭いについてですが、真性包茎時代の私は自分のペニスの臭いがキツいという自覚はありました。
臭いがキツいかどうかについては1日履いた下着の臭いを確認すればすぐに分かると思います。

 

真性包茎を克服してからは下着の臭いもほぼ無くなりましたが、治す前は1日履いた下着の前の部分にイカ臭い特有の臭いが残りました。
ですのでセックスする前はペニスを良く洗うのは当然ですが、なるべく早くコンドームを装着するようにしていました。
コンドームを付けてしまえば臭いはある程度はシャットアウトすることが出来ます。
また衛生面でもコンドームを付けている状態であれば問題は無いと思います。

 

セックスに至る過程や前戯も大切

 

挿入する行為だけがセックスではありません。
セックスに至るまでの雰囲気やデートプランも大事だと思います。
「彼氏とイチャイチャしている時の雰囲気が好き」という女性は意外と多いものです。
確かに真性包茎は臭いや衛生面といったデメリットを抱えているのは事実ですがデートプランを工夫したり、セックスの時には前戯に時間をかける様にするなど気を遣うことでデメリットを補う事は出来ると思います。

 

彼女と食事に行くときは彼女が好きそうな雰囲気の良いお店を選ぶ様にするとか、ラブホテルを利用する時はいかにもラブホといった感じの安っぽいホテルではなく少しおしゃれなホテルにするなど、ちょっとした事でも女性は嬉しいと感じるものです。
またセックスする前のスキンシップの時間を長くしたりするのもアリだと思います。

 

また前戯と言っても何か特別なテクニックが必要な訳ではありません。
時間をかけて女性が感じているかどうかを確認しながら丁寧にするように気を付けるだけでも全然違います。

 

女性は自分が大切に扱われているなと感じるとそれだけで嬉しいものです。
またこういった気遣いが出来る様になると真性包茎を克服した後もとても役に立つと思います。

 

まとめ

 

この記事では真性包茎とセックスについてお話させて頂きました。
結論的には痛みを感じなければセックスする事は問題ありませんが、臭いや衛生面で女性に気を遣う必要はあると思います。

 

また長い目で見ると真性包茎はなるべく早くに治しておいた方が良いです、
その方が気後れせずに安心してセックスを楽しむことが出来ると思います。